top of page
black-white-portrait-friends.jpg
Resolution  Parliament
議会によるフェアトレード支持の決議

フェアトレードの取組を広げる決議

世界経済のグローバル化は経済的な恩恵をもたらしてきた。しかし、その一方で、貧困や経済格差の拡大、環境破壊といった問題が深刻化している。フェアトレードとは、開発途上国等の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することで、生産者や労働者の生活改善と自立を目指し、生産者とつながり、貧困や飢餓の根絶、持続可能な生産と消費、環境保護といった目標達成に貢献するものである。また、フェアトレードの普及活動を通じて、様々な国際社会の問題について、市民と共に考える機会をもたらし、交流の促進にもつながるといった側面もある。

多くの歴史的遺跡と文化的遺産を持ち、世界中から多くの人々が訪れる鎌倉市は、フェア(公正)なコミュニケーション(意思疎通)があるコミュニティー(地域)を形成するまちとして、またエシカルの理念があふれているまちとして、フェアトレードの取組を広げる役目を担っている。よって鎌倉市議会として、鎌倉からフェアトレードの取組を広げていくことを宣言する。

以上、決議する。

令和 6 年( 2024 年) 10 月 2 日

鎌倉市議会

bottom of page